結局のところ、勉強とクラブチーム活動の両立はできるのか?高校受験もあるし心配
わが家の息子は某クラブチームのジュニアユースに所属していたわけですが、そんな息子が中学生時代に悩みに悩んで悩んで悩みまくった問題。
というか、私が悩みまくった問題!
そう!!それはズバリ、クラブチームと勉強の両立はできるのか?です。
小学生まではサッカーざんまいでも特にそんなに問題ないと思いますが、中学生になったらそういうわけにはいかないですよね。
高校受験に向けてしっかりと勉強しなくてはいけません。
クラブチームには行かせたいけど、勉強との両立ができるのか心配な方も多いと思います。
分かりますよ~!私は何よりもそれが一番心配でしたから。
では、実際のところはどうなのか?
勉強する時間はちゃんとあるのか?
実体験をふまえてご紹介したいと思います。
部活かクラブチームどちらにするか悩んでる方に読んで欲しい記事↓
このブログは、ごくごく普通のどこにでもいる親子の悩みや体験談です。
プロを目指すような子や熱血な保護者向けの記事ではありません。
クラブチームと勉強の両立は難しい!!
結論から言いますと、クラブチームと勉強の両立はすごく難しいです。
もちろん、クラブチームだろうが、部活だろうが、帰宅部だろうが、本人次第なのは大前提です。
帰宅部だからって全員頭が良いわけではないですし、クラブチームに行ってても頭良い子はいます。
でも、現実問題で時間が足りないというのは事実。
なので、その時点で圧倒的に不利な状況なのは間違いないです。
クラブチームの場合、帰宅が22時をまわる事もあるので、そうなるとお風呂入ってご飯食べて、あとは寝るだけのような生活。
1週間のうちまともに時間があるのは、1日か2日だけ。
部活と違い、定期テスト前も活動停止になるわけではないので、なかなか厳しい環境です。
忙しい中で成績を上げるには、どうすれば良い?勉強法は?
では、そんな時間がないスケジュールの中でどうやって勉強すれば良いのか?
結論から言うと、時間の使い方と集中力がポイント!
うちの息子の体験談をご紹介します。
中一の定期テストは、それはもう酷いもんでした…
後ろから数えて20番には入ってましたね。汗
数学英語なんかは30点とか…本当に目も当てられないくらいの成績でした。
もはや「勉強しなさい!」が合言葉~
ところが!!中二の夏頃からだんだんと順位が上がっていき、中三になると真ん中より前くらいに!!
順位で言うと、一番悪い時から50番くらい上がりました。
そして、最終的には偏差値60くらいにまでなりました。
もちろん上を見ればキリがないのですが、わが家で掲げていた目標の最低ラインには一応到達しました。
もともとスタートが悪すぎたので、これでもじゅうぶん頑張ったと思います。
では、時間がない毎日の中で、どのように成績を上げたのかを詳しくご紹介していきます。
すき間時間を活用する
夕方、学校から帰宅してクラブチームに出かけるまでの2、3時間くらいの間に、少しでも机に向かってました。
というか、そこしか時間がないです。
そこの時間を逃したら、勉強に使える時間はほとんどない気がします。
ほんの少しの時間でも、勉強することを日課にしてましたね。
短時間でいかに集中するかがポイント。
勉強は積み重ねです。
1日で急に頭が良くなるわけではありません。
時間のない子こそ、テスト前に焦らないように、コツコツとやっておくのが重要です。
生活スタイルに合った塾を選ぶ
クラブチームに行っていると、とにかく平日は時間がありません。
なので、普通の塾だと授業の曜日がなかなか合わない場合が多いです。
となると、行ける塾も限られてしまい、塾選びに苦戦する事も…!
息子が行っていた塾は、クラブチームの活動にとても理解があり「時間がある時にいつでも来ていいよ。」と、いつでも自習室を解放してくれていたので助かりました。
もちろん他の子たちのようには通えませんでしたが、土日も試合のあとで夕方から顔を出したりして、時間がある時は自習室をかなり利用させてもらいました。
自宅よりも集中でき、分からない事は質問して教えてもらっていたようです。
息子には合っていたようで、塾に行きだしてから3ヶ月後~成績が伸び始めました。
すき間時間にできる自宅学習教材やオンライン家庭教師等も良いかもしれません。
とにかく生活スタイルに合っている方法を探すのがおすすめです。
内申点も意識しておく
内申点を上げるには?
スポーツ推薦にしろ、一般推薦にしろ、一般受験にしろ、内申点が高いに越した事はありません。
息子もサッカー推薦でしたが、勉強にも力を入れている高校だったので、ある程度の内申点が必要でした。
内申点が足りなくて焦ったけど、なんとかギリギリセーフ!
いざという時のために内申点もしっかりと取っておきたいですね。
ちなみに、内申点は定期テストの結果が一番大事になります。
なので、結局はテストで良い点を取らなければ、内申点も難しいという事になります。
一年生の成績から内申書に含まれるので、まだ一年だから…と油断は禁物です。
一年生の時から、しっかりと意識しておきましょう。
忙しくても提出物だけは絶対に出す!
テスト以外では、提出物や授業態度なども加味されますよね。
とにかくどんなに忙しくても絶対にしっかりとやっておくべき事は、「提出物」です。
テストの点数は勉強すれば次に成果が出るかもしれませんが、その時の提出物はそこで出さなければ終わりです。
なので、その都度きちんと必ず出しましょう。
他にも、英検や漢検。
級長など、内申書に書いてもらえそうな事はチャレンジしてました。
もちろんチャレンジして全てがうまくいったわけではないですが、テストで点が取れない分、他でできるだけの努力をしてました。
どうしても勉強との両立が難しい時は?
クラブチームを休会または退会するのも選択肢にあると思います。
部活は三年生の夏に引退ですが、クラブチームは三月の卒団まで活動があります。
実際、勉強に専念するためにクラブチームを休会または退会する子が数名いました。
特にレベルの高い高校を目指している場合、わりと早い段階から辞めてしまう子もいましたね。
各家庭の方針や本人次第ですが、私はそういう選択も悪い事だとは思いません。
受験前はわが家も、行く回数を少し減らしてもらいました。
それくらい勉強との両立は難しい事です。
どれだけすき間時間で頑張っても、時間が増えているわけではないのです。
高校受験は人生の一つの大きな分岐点。そして、もちろんクラブチームも大事です。
親子でよく話し合って後悔のないように、決断しましょう。
まとめ
●クラブチームと勉強の両立はやっぱり難しい。
●すき間時間を活用する。短時間で集中して勉強の習慣を!
●内申点を少しでも上げておく。提出物だけはしっかり出す。
●クラブチームを休会して勉強に専念するのもアリ。
いかがでしたか。
高校が決まった時は、それはもうホッとしました~
安堵感が凄かった、、、
息子より私の方が精神的に参ってましたよ。
やはり他の子より勉強する時間が少ない事で焦りがあったんですよね。
でもクラブチームに行ってたからこそ、サッカー推薦をもらえたわけなので。
勉強との両立はたしかに難しいけど、クラブチームに行くメリットはじゅうぶんあります。
よく考えて、サッカーも勉強も後悔しないようにしたいですね。
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