サッカー少年をもつ親がやってはいけない事は?子供を伸ばしたい親のNG行動は?
サッカーに限らず、子供がスポーツをしていると親である私たちがどう関わっていけば良いか悩む事ありませんか?
実際、あれやこれや口出したくなるのが親心…ですが、かえって子供の成長を妨げてしまう事があると実感してます。
今回は親がやったらいけないNG行動についてお話したいと思います。
このブログは、ごくごく普通のどこにでもいる親子の悩みや体験談です。
プロを目指すような子や熱血な保護者向けの記事ではありません。
サッカー少年の親がやってはいけない関わり方
過干渉
まず第一にぜったいこれ。
過干渉には気をつけろ!!!です。
私じゃん!!!!!笑
そう。
何を隠そう、私は超がつくほどの筋金入りの過干渉でした!泣
いや、今も現在進行形です。
というのも、私はHSP気質で他人のささいな変化にすぐ気づいてしまいます。
なので、学校から帰ってきた子どもが少しでも元気なかったり、機嫌が悪かったりすると、
「なんかあったのかな?」
「もしかして、いじめられた?」
など、勝手に想像して、もう胸が苦しくなってしまい生きた心地がしませんでした。
実際は、ただ疲れてるだけだったり、子どもだって話したくないこともあるのに、根掘り葉掘り聞いてしまってました…
もちろんサッカーでもそんな感じで、プレーについてやチームメイトのこと、コーチに何を言われたのかまで1から10まで全て聞いてました!
今思うと、とんでもなくウザい母…
そして、どうなったかというと…
何も話してくれなくなりました!!泣
今でも尋問したくなりますが、聞きたいことをグっとこらえてできる限り見守ってます。
たまに、子どものサッカーに情熱を注いでる保護者の方で、過度な練習メニューを強要したり、本人の希望ではないチームに入れたりしますが、こういったことも過干渉だな~と思います。
こういう場合の過干渉はつまり熱心とも言えるんですが、チームでトラブル起こすのも大体こういう保護者でした。
子供のためという大義名分で、積極的にチームに関わって、コーチや運営にまであれこれ口出して、周りを巻き込んでごっちゃごっちゃに引っ掻き回して。
そんで引っ掻き回した挙句に、最後はチーム移籍したり…
子供の立場を考えたことあるのかな~?って思います。
親がでしゃばりすぎて、子供が「無」になってて…
親の意思があまりにも強いと、子供が顔色ばかり窺ってしまいますね。
たしかに、時として子供を守るために意見をしっかり言うのは必要ですけど。
でも、まず誰のためにサッカーをやってるのか?って話。
私たち、親のためじゃありませんよね。
たとえもし子供が不憫な目に遭っていても(試合に出してもらえない、評価されない等)、成長させるにはある程度見守るしかない。
だって、親がそこで何でも先回りして転ばないように障害物をとり除いてあげてたら、本人の成長にならないですから。
スクールやチームやコーチに口出ししても、仕方ないんです。
過干渉は成長の妨げになるので、気を付けましょう。
プレーを批判批評する
ハイハイはいはい!!
これですよ、これ。笑
試合や練習のあとに、その日のプレーについて、反省会と称した不満ぶつけ大会してませんか?
私は、けっこうやらかしてました。汗
「なんでもっと積極的にいかないの?」
「なんで自分でシュートしないの?」
「なんであそこでパス出さないの?」
素人のくせにね?
試合の帰りの車や帰宅後自宅でも、息子のプレーを批判するようなことばかりがどんどん口から出てしまってました。
本当はそんなこと言いたくないんですよ…
あとで冷静になると、「あーまたやっちまった!ごめんよ。」と反省。
そして、一週間後の試合でまた振り出しに戻る。のループでした。笑
当然本人は嫌気がさし、「見に来てほしくない」と言うようになってしまいました。
もともとそんなに毎回試合を見に行っていたわけでもないのに、たまに来たと思えば文句ばかり言われたら、そりゃたまったもんじゃないですよね。
プレーには口出さない!
そのあたりはコーチの指導におまかせしましょう。
過度に期待する
期待することは悪くないんです!!
親に全く期待されてなかったら、それはそれで悲しいですよね。
そもそも親なら誰でも自分の子には、期待してるもの。
子供も親から期待されてることで、自分に自信を持てると思うし、さらに上を目指して頑張ろうという気持ちになります。
ただ過度に期待すると、もしかしたら子供がプレッシャーに押し潰れてしまうかもしれません。
期待するあまりに、強豪チームに無理に入れようとしたり…
自分の理想通りにできなかったら、勝手にがっかりしたり…
子供自身のキャパ以上のことを求めるのはやめましょう。
息子の消極的なプレーに悩んでいたわが家ですが、途中から求める事をやめたら、気楽になりました。
高校生の今では私たちの期待以上のプレーをしてくれてます。
周りの子と比べる
これも本当に耳が痛い!!!
良くないとは思いつつ、ついつい周りの子と比べて落ち込んだりしませんか?
うちの息子は小柄だったので、周りの子たちと比べて「やっぱうちの子小さいな~」が常にありました。
そして、サッカーにおいても
あの子は選ばれたのに…あの子は活躍してるのに…
・試合出してもらえなかった
・トレセン選ばれなかった
・ゴール決めなかった
・スカウトされなかった等々
無限に出てくる出てくる、比較のオンパレード!!!
誰が悪いわけでもない、どうにもならない苛立ちと虚しさと悔しさ。
でも結局、周りの子と比べても、自分が落ち込むだけなんですよね…
当たり前ですが、みんなそれぞれ体格も運動神経も得意不得意も、何もかも一人一人で違うのです。
周りの子と比較するのではなく、子供自身が成長した事に注目してあげるのが大切ではないでしょうか。
ま、周りを気にしないっていうのは、実際むずかしいけどね?笑
親だって人間だし、そんな風に落ち込んでしまうこともあると思う。
子供に悟られないようにだけ気を付けてください~
本人の気持ちを最優先に!
長い事サッカーを続けてると、サッカーがつまらなくなったり、練習がきつくてつらくなったり、色々あると思います。
年齢が上がるにつれて、ますます自分の主張がでてくるし…。
でも忘れてはいけないのはとにかく、できるだけ子供の気持ちを最優先にする事。
頭ごなしに否定するのではなく、きちんと理由や気持ちを聞いてあげて、寄り添う。
そんな時は強要せず、見守る。
親から見れば、ただの怠けに見えるかもしれないけど、本人には本人なりの考えや葛藤があるんだと思います。
誰でも気持ちに波がありますよね。
もし本当にサッカーが好きで、やりたくなれば自分から練習すると思うんです。
プロじゃないんだし、世の中サッカーだけが人生じゃないし。
少しサッカー以外に目を向けるのというのも良いと思うんですよね~
ただし、「サッカーやめたい」って言ったときは、すぐに答えを出さずに親子でしっかり話し合って慎重に決めてくださいね。
やめる事はいつでもできますから、よく考えて。
まとめ
- 過干渉
- プレーについて批評批判する
- 過度な期待
- 周りの子と比べる
とにかく成長させたいなら、距離をとって見守れ!って事ですね。
親子でも別の人間。
自分の思い通りにはならないということを常に頭に入れておかないといけませんね。
でもね~頭では分かっていても、我が子の事はどうしたって気になるのが親だし。
自分の子供には輝いて欲しい、辛い思いをして欲しくない、常に理想的な状態を望んでしまいます。
でも、挫折を味わった事のない人間なんていないですし、誰もが辛い経験を乗り越えてきていて、それが成長となるのです。
親として出来る事は限られているけれど、1番のサポーターとして応援しましょう!
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