今回はHSPコミュ症の私が実際にスポ少内での人間関係トラブルを回避しながら卒団まで乗り越えた方法をお話ししようと思います。
スポ少の人間関係はかなり深刻
実はみんな悩んでる?スポ少の人間関係トラブル
スポ少で検索すると出るわ出るわ、人間関係のお悩み。
スポ少の人間関係やトラブルで悩んでいる人が、世の中にどれだけ多いかがよく分かります。
私が住んでいる市内には何個かチームがありますが、大なり小なりわりとどこもトラブルだらけ。笑
もはやどこ行ってもトラブル。笑
そういった親の人間関係が嫌で入部したくないというご家庭もよく聞きますし、少子化もあり、最近はスポ少には人が集まらない傾向ですね〜
そのかわり、習い事のサッカースクールの人気は高まってるように思います。
たしかに、人間関係トラブルを避けたいなら、サッカースクール一択ですね。
わが家もサッカースクールにも通ってましたが、親どうしのトラブルは全くなかったです。
ただ、ここまでたくさんの人が悩んでいて問題になっているにも関わらず、改善されないところを見ると、やはり根深いというか…なかなか難しいんでしょうね…
最近、役員や当番をなくしたチームがあるそうなんですが、けっこう人が集まっているとの事。
勝ちにこだわらず、気軽な気持ちでスポーツをやらせたいという考えなら、ありがたいですよね。
そういうチームも今後は増えていくかもしれないですね。
※強いチームは熱心な保護者ばかりで、もちろん親の負担も大きいです。
HSPコミュ症母にとって、スポ少はわりとガチで地獄
このブログの名前にもなってますが、いわゆる私は繊細人=HSP気質で人の変化を無意識のうちに感じ取ってしまったり、光や音の刺激にも弱いため、外に出ると疲れてしまいます。
大会や試合で1日中他人と一緒に過ごすのはかなりの負担。
さらに、子供の声やホイッスルの音、歓声、保護者たちの雑談など、サッカーの試合は感覚過敏な人にとっては、苦手な事の詰め合わせです。
正直「もう辞めてくれないかな?」って、心の中で思った事もあります。
しかし心身ともに疲弊している私とは裏腹に、幸いな事にとても良いチームメイトに恵まれて、息子は楽しくやってました。
そんな状況で、息子に「辞めてほしい」なんて言えるわけがありませんでした。
では、私がどうやって卒団まで乗り越えられたのか?をご紹介します。
HSPについての記事はコチラ↓
HSPコミュ症母の私が卒団までトラブル回避した方法
父親に参加してもらう
スポ少に付き添うのは保護者であれば良いわけですから、頼れるならご主人にどんどん参加してもらいましょう。
実際、お父さん参加率はまぁまぁ多かったように思います。
特に若い世代にいくにつれ、PTAもスポ少もお父さん参加率が高いように実感しています。
とても良い傾向ですよね〜
我が家も主人が少年野球をやっていたためスポ少には理解があり、未経験ながらサブコーチとしてかなり積極的に参加してくれたので、私はめちゃくちゃ助かりました。
主人がチームに貢献してくれたので、私も精神的にラクになりましたね。
ただ、母親が顔を出す事になぜかこだわる方が一定数いらっしゃいました。
役員も「母親がやるもの」っていう認識が根強くありましたね~アレなんなんだろ?笑
無理に応援に行かなくてヨシ!
高学年になると、毎週のように練習試合や大会が入ったりします。
熱心なお母さんたちは毎回必ずつるんで応援に現れますが、大会って待ち時間も長いしコミュ症にはキツイんですよね……
ほとんどの場合、応援も乗り合いだしね……
乗り合いの車の中で、コミュ症のmomは1人だけお葬式の帰りのようでした…
なので、私は本当に観たい試合だけ応援に行くようにしてました。
うちは下に娘がいるので、娘と過ごす時間も確保でき、結果的には良かったと思います。
まぁ最初は応援に毎回行かない事に、めちゃくちゃ罪悪感を感じてたんですけどね…
「みんなお母さん来てるのに、行かなかったらかわいそうかな?」
「自分は弱くてダメな母親なんだ」
みたいな気持ちが、なかなか拭えなくて本当に辛かったです。
だって私も、自分の子供の事はもちろん見たいわけですから。
でも、保護者たちと長時間一緒に過ごしたくないという葛藤…
でもね、そこはもう割り切りが大事。
中には、あまり顔を出さない人の事をヒソヒソ言ったりする人たちもいますが、気にしたら負け!!
周りの目を気にするHSPにはいずれにしてもツライ事ですが、割り切りましょう。
小さい兄弟がいるなら、下の子の面倒に専念する
みなさんは雑談は得意ですか?
私はめちゃくちゃ苦手です!!
試合の待ち時間、仲良しのお母さんたちはずっとおしゃべりしているのですが、私は何よりもその時間が苦手でした。
わりと当たりの学年で保護者も良い人が多く、意図的に仲間外れにされたわけでも、輪の中に入れてもらえないわけでもありません。
ただ単に自分の問題で、とにかく疲れてしまうのです。
なので、気まずい空き時間は陣地から少し離れて、ずっと下の娘と遊んでました。
会場は大体大きな公園や、河川敷だったりするので、娘とお花摘んだりして。笑
そして試合が始まる頃に、さりげなく登場。笑
下の子の面倒を見てれば、陣地から離れても他のお母さんたちからもあまり変に思われないので、良かったです。
(むしろ、下の子を放置してると悪く言われる)
スポ少でトラブルに巻き込まれないためのポイント
距離感を保つ
一番大事なのは、距離感だと確信してます。
仲良くなるのはもちろん良い事ですが、深入りしすぎるのは注意です。
学生時代のノリのまま、つるんでる保護者がいますが(スポ少にこのタイプ多い)、あくまでも主役は子供たちです。
自分たちの社交の場ではない事をしっかり認識して、大人の付き合いましょう。
無理して仲間に入らなくても、誰か少し話せる人がいれば十分です。
仲良くなればなるほど、こじれた時に大変なダメージを受けます。
感謝の気持ちを忘れずに
コーチ、役員さん、車を出してくれる方に、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
やってもらって当たり前ではありません。
好きでやってるにしても、それぞれ何かを犠牲にして引き受けてくれているはずです。
わが子がお世話になっていたら、お礼を伝えるのは当然のこと。
もし自分が車出しができなくても、会った時にはひとこと言うだけで、違うと思います。
役員になったら、腹をくくる。出来そうな事を率先してやる。
なんやかんや言っても、結局どーしたって避けられない役員。
これはもう入団している以上、仕方ない事なので、子供の為だと思って腹をくくって、1年間頑張るしかない…泣
子供たちが安全に楽しくスポーツできるのは、たくさんの人たちの協力があるという事を忘れてはいけません。
やらずに逃げてしまうと、それこそがトラブルの元になってしまいます。
ちなみに役員になると…
- 保護者への連絡
- 配車
- 部費の集金管理
- 試合や合宿の引率
- 学年用具の管理
- 役員会出席
- イベントの準備、手伝い
- コーチへのお弁当お茶準備
↑これプラス、係の仕事がありました。
私は出来る限り外の刺激を受けたくないので、自宅で出来そうな広報誌を担当。
他にも当番表の作成とか、あまり人と関わらずに済むような仕事を率先して引き受けました。
HSPの方にはおすすめです。
あとは、最後の大仕事として卒団記念の動画作成もしましたね。
動画編集なんて、私も一切やった経験なかったけど、流れで引き受けることに!!笑
「どうせだから、誰にも文句言われないようなすごい作品作ってやる!!」と心に誓い、動画編集のアプリも自前で購入。
最初は使い勝手が分からなくて四苦八苦しましたが、最終的にはかなりクオリティの高い作品になり、みなさんに喜んでもらえたので嬉しかったです。
新しいことに挑戦したことによって、自身の成長にもなりました。
喜んでもらえるのでおすすめです!
卒団した時の解放感はすごかった!!!
気が抜けて高熱出ました。笑
まとめ
全員が同じ環境で生活しているわけではないし、同じ性格なわけでもないし、大人だって得意不得意はあります。
苦手なりにも出来そうな事を探して率先して引き受ける気持ちが大切なんだと思います。
また、もし事情があってなかなか参加できない人がいても、広い気持ちで受け止める必要があると思います。
子供を思う保護者の気持ちは、みんな同じはず。
子供たちのために、スポ少が少しでも良い環境になることを願うばかりです。
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