スポ少に入団して頑張ってるけど、試合に出してもらえなくてつらい。出してもらえない理由は?どうすれば試合に出れる?
サッカー少年のお子様をお持ちの保護者に多いお悩みの一つ。
そう!!!!それは、わが子が試合に出れない問題。
何とも言えないような複雑で切ない気持ち…
頭では仕方ないと分かってるけど、やりきれない思い…
せっかく試合の応援に行っても、毎回自分の子供の出番が全くなければガッカリですよね。
大会ともなれば、たとえ自分の子供が出てなくても、お手伝いはしなければいけないですし…泣
本当に精神的にしんどいと思います。
中には、ずーっとスタメンっていう子ももちろんいるかもしれないですが、多くの方は一度はこういう経験した事あるのではないですかね?
サッカーだけでなく野球や他のスポーツ少年少女をもつお母さま方からも、この手のお悩みを聞いたことがあるので、深刻な問題なのがうかがえます。
- 毎回応援に行ったり…
- 役員やったり…
- パパコーチになったり…
- 人間関係に疲れたり…
それもこれも全ては子供が楽しくスポーツできるようにするため!!
けど、親がどんなに心身ともにHPを削っても、「結局試合に出してもらえない泣」っていう悲痛な心の叫び。
皆さんそれぞれ複雑な思いを抱えているようです。
うちもサブの時代がそれはもう長かったわ…
今回はスポ少時代のお話を、体験談を交えてお話したいと思います。
サッカーママ歴12年。
HSP気質で些細な事に悩みがち。
ママ友関係・スポ少・PTAなど、なんとかこなす。
息子のサッカーをいつでも応援してる主婦。
幼少期からサッカーボールに親しむ。
スポ少→クラブチーム→高校サッカー部
スポ少時代はパッとしなかったが、中学から徐々に伸びる。
サッカー推薦でそこそこレベルの高校へ進学。
1年からAチーム入り。わりと努力家。
このブログは、ごくごく普通のどこにでもいる親子の悩みや体験談です。
プロを目指すような子や熱血な保護者向けの記事ではありません。
平凡な母親目線で書いていくので、よろしくお願いします。
試合に出れない理由
単純に実力不足
まず第一に当然ですが、実力がない場合は試合には出してもらえない可能性が高いです。
スポーツなので、上手い子が選ばれるのは子供だとしてもある程度は仕方のない事です。
そりゃそうですよね。
まぁ理解できるんですけどね~
あとは中には真面目に練習せず、ふざけてばかりいて、周りの迷惑になる子もいます。
特に高学年になっても全く成長せず、やる気がない子は、出場機会をもらえないどころか、チームメイトからも良く思われなくなったりします。
高学年くらいになると、向上心のある子はどんどん成長していきますし、チームとして勝ちたいという気持ちもますます強まるので、試合に出してもらえる子、もらえない子の差が顕著になっていきます。
コーチ好みのプレースタイルではない
ガツガツ系のプレーが好きだったり、パス出す子が好きだったり、体格重視だったり…
これは本当にコーチ次第です。
そこそこサッカーの実力はあっても、あまり評価してもらえないパターンです。
うちの子はわりとこのパターンだった気がします。
一番モヤモヤ系。笑
プロの世界でもそうだと思いますが、コーチによって選手の評価が違うという事はよくあります。
ただ、息子が高校生になった今でも人によって評価が違うのは感じますが、しっかり実力があればちゃんと認めてもらえる事を知りました。
なので、結局のところ、要するに当時は実力が中途半端だったんだな~と今となっては思えます。
今となってはね?!
当時は本当に悩んだわ~
わが家が当時悩んでいた事↓
勝つ事を重視している
これはいわゆる「勝利至上主義」、コーチやチーム自体が勝つ事にこだわりを持っている場合ですね。
練習試合だろうとなんだろうと、勝ちたくなっちゃうコーチが一定数いるんですよね~
スポーツなのでね、勝ち負けにこだわるのは必ずしも悪い事ではないとは思います。
でも、スポ少で「勝利至上主義」を目指すのはどうなの?という考えもあります。
親同士もこの考え方の違いから、揉めがちな問題…難しいですね。
もはや永遠のテーマではないでしょうか。
私はどちらの気持ちも分かりますが、個人的にはスポ少では全員平等に出場機会が与えられるべきだと考えてます。
誰でも参加できるのがスポ少のメリットだと思うので…
それこそ勝ちにこだわるならば、同じ考えの親子が集まるクラブチームに行けば良いんじゃないかと。
勝利至上主義について、詳しくはこちら↓に書いてます。
どうすれば試合に出れるようになる?
実力をつけるのが一番早い
単純な話、努力して実力を少しでも上げる事が一番の近道。
結局これ以外ないんです。
あまり上手くなくてもコツコツ真面目に練習している子は評価してもらえる場合があります。
スタメンまではいかなくても出場機会は増やして貰えるかもしれません。
コーチも人間です。
見るからにヤル気がない子よりも、努力している子を試合に出してあげたいと思うのは当然だと思いませんか?
実力を上げるには、スポ少の他に併用してスクールで技術的な事を身に着けるのが断然おすすめです。
わが家の息子も幼稚園の時から、六年生まで平日はサッカースクールに通ってました。
上達の近道はボールと触れ合う時間が鍵だと私は思っているので、ボールに触る時間が増えるだけでも、効果が期待できます。
息子はスポ少時代はスタメンに入れませんでしたが、コツコツ練習を積み重ねる事により、中学生くらいから徐々に認められるようになってきました。
そして、現在そこそこ強い高校にサッカー推薦でいけるまでになったのは、サッカースクールのおかげだと私は思ってます。
無料体験も大体のサッカースクールでやっているので、試してみるのも良いと思います。
チームを移籍するのも一つの方法
一番深刻な事態は、何よりも子供自身が試合に出られなくてサッカーが楽しくないような時です。
そんな場合は思い切って、違うチームを探してみても良いかもしれません。
近年の少子化の影響もあり、人数がギリギリのスポ少のチームがたくさんあります。
たとえ弱かったとしても、そういうチームで毎回試合に出られるなら、子供にとって悪くないと思うんです。
チームによって考え方や特色もさまざまなので、口コミや下調べをしっかりして、お子さんとよく話し合ったうえで移籍も考えましょう。
なぜか強いチームにこだわる保護者の方がたまにいますが、強いチームにいることだけが良いわけじゃないですからね。
子供の意思そっちのけで、強いチームにこだわるお父さんたまに見かける…!
もちろん強いチームには、メリットもたくさんあります。
でもどんなに強いチームにいても、試合に全く出してもらえなくて、本人が楽しくないのでは意味がありません。
小学生時代はとにかく本人が楽しめる環境を第一優先に考えることが重要です。
サッカーが楽しいと思うことも、上達には必須です。
\息子が愛用しているTABIOの靴下/
何足もリピートしてます↓
親がコーチに理由を聞いて良い?
結論から言うと、個人的な考えとしてはコーチの采配に親が口を出すのはNGです。
コーチにはコーチの考えがあります。
やはりそこはグッと我慢して、親は見守るしかないと思います。
そしてこれは子供自身が気づき、乗り越えなければいけないことなので、ここで親が口を出してしまうのは子供の成長の機会を逃すことになりかねません。
かれこれ20年コーチをやっている人物が身近にいるのですが、
「なんでうちの子を出してくれないの?」
「うちの子を出してくれ」
というクレームを言われることが実際に何度かあったようです!!
けっこうビックリーーー!!!
でも、そう言ってくる保護者の子供は、大体あまり上手くなくやる気や向上心がなかったそう…
全員出してあげたくても「チームとして勝たせたい!」のは当たり前。
コーチの立場も、とても難しいのです。
特にスポ少のコーチはボランティアで引き受けているということを忘れてはいけません。
親がコーチに言ったところで、子供のサッカーが上達するわけではありません。
私たち保護者にできることは、コーチにクレームを言うことではなく、上達するために一緒に練習に付き合ったり、考えたりすることではないでしょうか。
※もちろん暴言、暴力、パワハラがあった場合は、声を挙げなければいけませんが。
実は親の方がつらい?
この悩みを持つ保護者の方と話していると、案外、子供自身はケロっとしていて気にしてなさそうだな~と思うことがよくありました。
子供より親の方が、「試合に出れないこと」をよっぽど気にしてるし、複雑な感情を抱いているのでは…??と。
まぁ、まさに過去の自分なんですけどね…笑
わが家も息子自身はそんなに気にしてなくて、楽しくサッカーしてました。笑
それなのに、私は勝手にモヤモヤして、そのモヤモヤが息子本人にとばっちり。
毎回試合の後に「もっと頑張れない?」とかチクチク言っちゃってましたね。苦笑
親がそういう気持ちでいる事によって、子供も気にしてしまうし、サッカーも楽しめなくなったり、しんどくなってしまいますよね~
大反省。
今振り返ってみると、結局「試合に出れなくて、うちの子かわいそう」という感情は、
実は「自分がかわいそう」だったんだと思います。
これは完全に親のエゴです。
プレーしているのは、私たちではなく子供。
子供の気持ちが一番大事。
何もプロになれるかなれないかの瀬戸際なわけでもあるまいし、しょせん子供のサッカー!
子供が楽しくサッカーをやってる!!本当はそれだけで万々歳なのです。
もうね、楽しく続けてるならそれでヨシ!くらいの気持ちでいなければ、サッカーママパパはやってられません!笑
自分が精神的に参ってしまいます。
一つの事を続けるって意外と大変な事なので、それが出来てるだけで素晴らしいと思いませんか?
ずっと諦めずに続けていれば、何かしら得るものはあるはずです。
悩めるサッカー保護者の方におすすめ!ぜひ読んで欲しい本
私が個人的に読んで良かったと思う本を何冊かご紹介しますので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
本当に悩んでいた時、読んで心が軽くなった本↓
池上正さんの著書は読みやすく、知りたい事が書かれてます。
サイン入りも持ってる!!
↓こちらも本当に参考になりました。
試合に出れない問題まとめ
- 試合に出れないには理由がある
- とにかく努力して実力をつけるのが近道
- 親は気楽に見守る
- サッカーが好きで楽しいならそれで全てOK!!
あんなに悩んでいた時間も過ぎてしまえば、一瞬の出来事。
息子が高校生になった今思うのは、サッカーを通して学んだ事や経験は、私たち親子にとって大きかったという事。
つらい事や大変な事もありますが、やってて良かったと思える日がきっと来ます!!
親も子供も楽しいサッカーライフを送りましょう!!
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