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スポ少!勝利至上主義のチームは親の温度差がすごい件

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子供のサッカー情報

みなさんのお子さんが所属しているスポ少のチームは、全員試合に出してもらえますか?

以前の記事で書きましたが、わが家の息子が入っていたスポ少のチームは半数近くが補欠でした。

強豪クラブチームのように、容赦なく全く試合に出してもらえないというわけではありませんが、試合に出る子はほぼ固定で、その他は交代要員。

レギュラー組と補欠組で完っ全に、分かれてましたね。

なので、どちらかと言えば、勝利至上主義タイプのチームだったと思います。

そんな中で体感したのが、親の気持ちの温度差

同じチーム内で夏と冬かってぐらいの、えぐい温度差!笑

私が実際に感じたことをお話ししたいと思います。

今回のテーマ

スポ少!勝利至上主義のチーム。親の温度差がすごい件

このブログは、ごくごく普通のどこにでもいる親子の悩みや体験談です。

プロを目指すような子や熱血な保護者向けの記事ではありません。

あくまでも「ゆるく楽しみながら、上達を目指そうよ」をモットーに、サッカー保護者の皆さまのお役に立てる記事を、平凡な母親目線で書いていくのでよろしくお願いします。

勝利至上主義とは?

勝利至上主義

スポーツにおいて、勝つことを一番重視、目標としている考えの事です。

目の前の勝利にこだわるあまりに、行き過ぎた指導や子供の成長を阻害するなど、近年では様々なスポーツで問題になってます。

実際に目の当たりにした温度差

上手い子の親と下手な子の親の温度差はすごい

下手な子が交代で出てくると、

「やばいんじゃない?」

「なんで出すの?」

「大丈夫かな」

などと、あからさまに話す保護者たちが一部いました。

常にレギュラーだった子の保護者です。

まさに勝ちたい気持ちが強いタイプの方たちです。

うちの息子が途中出場した際、私自身も息子に対しての、そのような声を聞いてしまったことがあります。

(試合以外では、みんな仲悪いとかではないし、悪い人たちでもないです。)

うちの子は控えめなタイプだったので、ゴールに向かっていかない姿がやる気ないように思われてたっぽい。笑

そんなある時、たまたま隣にいたお母さんのお子さんが途中交代で出てきました。

そのお子さんは、そんなに上手くはなかったけど、すごく真面目で練習も頑張っている選手です。

その時にお母さんが言ったヒトコト。

とある保護者
とある保護者

えっ!やだ!

やらかすんじゃないかヒヤヒヤするから、もう出ないで欲しい!

なんか、すっっっっごい悲しくないですか?

普通自分の子供が試合に交代で出してもらえたら、嬉しい場面なはずなのに、

「試合に出ないで欲しい!!」って…

ちなみに、同じような事を言ってる補欠組のお母さんは何人かいましたね。

それは、なぜか?

もし失敗したり、それで負けでもしたら、レギュラー組のお母さんたちに不満を言われる事をみんな知っていたのです。

そのへんにある普通のスポ少なのに、親がそんな風に思ってしまうような環境…

どう思いますか???

ただのスポ少で、そんな緊張感必要ある???

プロじゃないんだし、失敗して責められるようなこと???

そのあたりから、勝ちにこだわるのはどうなんだろう?って考えだしました。

mom
mom

何年も前の事なのに、なんか本当に悲しくて忘れられないわ…

子供たちにも温度差発生

強くなるにつれて、だんだん子供どうしの間でも明らかに温度差を感じるように。

レギュラー組と補欠組。

別に仲が悪いわけではないけど、サッカーにおいては同じチームとは思えないほどの壁。

パワーバランスが出来上がってしまっていました。

補欠の子たちは、失敗してバカにされたり、責められるのが嫌でボールから逃げてしまったり、ビクビクしてボールが回ってくるのを怖がっているように見えました。

ヤル気をなくしてしまい、練習を真面目にしない子もいました。

どうしてこうなってしまうのか?

最初はみんな同じ気持ちで、サッカーやりたい!って思ってスポ少に入団したのが、思いのほか想像以上に強くなってしまったんですよね。

これは本当にたまたま、上手い子が揃ったっていうだけなんですが…

それで、強いチームには人が集まり、さらに強くなる。

コーチも保護者の期待に応えるように、ますます勝利を目指すようになる!って流れだったんだと思います。

ただ、最初から全員平等に試合に出す!を徹底してれば、こういう事態にはならなかったんだろうな…と。

家庭で話す内容に注意!

最初に書いたとおり、保護者たちが大人げない文句を公衆の面前で話したりするケースがあるわけですが…

たまに、試合中チームメイトにとんでもない暴言を吐く子がいます。

そういうの見ると「あー親がそういう人なんだな…」って、思いましたね。

ご家庭でも、下手な子のプレーについて不平不満を話してませんか?

あの子のせいで負けた!などと話してませんか?

コーチの采配がおかしい!などと話してませんか?

こういう会話は子供どうしの関係性に、ものすごく影響を与えます。

子供は親が言う事が正しいと思いがちです。

悪口を言えば、それが正しいと信じます。

私が絶対にしないと決めていたこと。

子供の前で指導者の批判をしない!です。

それは、学校の先生もそうです。

親が尊敬しない人間を、子供が尊敬しなくなるのは当たり前。

もしコーチやチームに対して考えの相違があっても、批判ではなく意見として持つようにしましょう。

リスペクトする気持ちを教えましょう

上手い子たちは試合に毎回出て活躍し、勝利に貢献すれば、大人からはチヤホヤされて、得意げに。

それと同時に下手な子たちに対して、見下したりイライラするようになります。

それは分かります。

自分が頑張っても、ヤル気がない子がいたら、そりゃ腹が立つでしょう。

でももしそこで、親が一緒になって文句を言っていたら、ますます助長してしまいます。

親である私たちが、仲間に対してのリスペクトも教えることが必要ではないでしょうか。

スポ少はみんな平等であるべき!

私は勝ちにこだわる事が悪い事だとは、決して思いません。

勝ちたい気持ちがあるからこそ、強くもなります。

そういう競争心も上達には不可欠だと個人的には考えてます。

それに、チームが一体となって得られる勝つ喜びは、本当に素晴らしい経験の一つでもあります。

実際、自分の子供が試合に出てなくても、勝ち進んでいく姿は本当に感動したし、良い思い出だし、貴重な経験をさせてもらいました。

でも、それはスポ少では必要ないとも思います。

本当に上を目指していきたいなら、それこそそういう考えのクラブチームに行くとか。

スポ少はあくまでも、誰でも参加でき、楽しくスポーツしながら、心身の成長を促す場所。

本来、勝ち進む事を目的としてないはずです。

全員が平等に試合に出れた上で勝てたならば、それこそものすごーく価値があると思いませんか?

最近では、そういう考えも広まりつつあるようですね。

みんなが楽しくサッカーできるように、もっともっと浸透すれば良いなって思います。

ただ、チームが強くなると、欲が出て勝ち進みたくなっちゃうんだよね…

特に大人の方が盛り上がっちゃってね…

根深い問題ですね。

勝利にこだわる考えが合わないと感じたら、チーム移籍もアリ!

以前の記事でも書きましたが、やっぱりどうしても合わない場合は移籍もアリじゃないかな〜と思います。

その親の温度差って、永遠のテーマというか。

お互い気持ちを理解できないし、平行線で交わらないんじゃない問題だと思うんですよね。

子供がそういうチームでも本心から楽しめているならば、問題ないかもしれませんが。

子供が無理してる場合は、しっかりケアをしてあげましょう。

スポーツが育む非認知能力「リベルタサッカースクール」

まとめ

この問題って正解がないですよね。

立場が違えば、考えも違うわけで…

どっちが正しいかなんて、誰にも分からないこと。

でも、目の前にある勝ちにこだわって、子供たちの成長が疎かになってしまうとしたら、それは違うんじゃないかなーって思います。

1番大切なのは、スポ少はみんなが楽しめる場所であること。

大人は忘れないようにしたいですね。

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